フラットカーテンについて

近年、フラットカーテンをチョイスされる
お客様が増えています。
カーテンはどうしても古臭く感じる方が
多いのですが、フラットカーテンは
何故か若い方にも受け入れてもらいやすい
特徴があります。

通常の2倍ひだや1.5倍ひだのカーテンは
ひだ山を3つか2つか作るのですが、
フラットカーテンはひだ山がありません。
名前の通りフラットです。
このシンプルさが人気の一つのようです。

ただ、通常のカーテンで出来てフラット
カーテンには出来ない事が1つあります。
それはBフック(レールを隠すフック)で
作成が出来ないこと。
通常カーテンって、ひだ山が手前にぽこっと
出っ張ってますよね。
あれはひだを部屋側へ飛び出させて
ドレープ(ウェーブ)が出るように
見せています。
フラットカーテンはひだ山を作らない代わりに
カーテンレールの後ろ側へカーテンの
ひだを逃してやる必要がある為、レールの
手前に飛び出るBフックでは作成ができません。
無理矢理Bフックで作ったとしても
いざレールへ吊り下げると綺麗に見えませんし
おそらくカーテンフックがランナー(カーテン
を引っ掛けるリング)からスポスポ外れて
しまうと思います。
はっきり言ってストレスです。

これは結構あるあるでして、オーダーだから
レールは隠して当たり前と思われてる
事が多いのですが、フラットカーテンの
場合は、必ずレールは見える縫製でご案内に
なりますのでお気をつけください。

 

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